もう介護職からの転職で困らない!4つの職業提案と3つのポイント
介護職は強いやりがいの反面、肉体面で言えば重労働であるにもかかわらず、拘束時間が長く、しかも休みが少ない。精神面で言えば責任が重い仕事であり、常に死と隣り合わせの為ストレスが溜まる、人間関係が嫌になる。というような過酷な職業の一つです。
さらに給与面で言えば、固定給だと思って職員になってみれば「月給日給」と言われるような出勤日数が給与に反映される仕組みであることも珍しくありません。新卒の声でよく聞くのは、職場に入ってみると現場のほとんどが新卒だったというようなこともあるようです。
今回はそういった介護職が限界を迎えてしまう直前で「転職を考えよう!」と行動し始める際に読んでいただきたい記事になります。
一口に転職といっても他の業界への転職は経験がないと難しい場合が多く、就職できたとしてもリスクは高いものです。
そこで介護での経験や知識を活かせる他の福祉職や比較的ストレスフリーで転職できる職業や職場をピックアップしました。転職が頭に浮かんだ方の助けになれば幸いです。
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福祉用具専門相談員への転職
社会福祉士や介護福祉士の資格を取得していれば、福祉用具専門相談員として業務にあたることができます。また、研修スキルアップ制度によってスキルアップもできます。
介護職ほど重労働ではありません。
主な勤務先:福祉用具販売・レンタル店、ドラッグストア、訪問介護事業所、福祉用具メーカー、スーパーやホームセンターの介護福祉用品売り場など
給料:平均月収 18万円~25万円
福祉系の学校教員への転職
介護福祉士の資格取得後5年間の実務経験がある、または、介護福祉士の資格を取得していて国が定める研修を修了していれば、教員になることが可能です。
主な勤務先:福祉系高等学校、専門学校、短期大学、大学
給料:公立の場合、公務員の給与規定によります。私立の場合も公務員の給与規定に準ずることになっているため、公立とほぼ同水準であることが多いです。
介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格取得
利用者との面談やケアプランの作成、モニタリングの実施といったデスクワークが主となるので、腰を痛めることもありません。また、手当てが厚く、報酬も一般的な介護職よりも高く設定されているのも魅力の一つです。
主な勤務先:居宅介護支援事業所、在宅介護支援センター、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、社会福祉協議会、保健センターなど
給料:平均月収 26万円
福祉住環境コーディネーターへの転職
特に必要な資格はありませんが、福祉住環境コーディネーター検定(3級・2級・1級がある)を取得するとよいでしょう。介護施設や建築会社などに勤めながら取得するのが一般的です。
主な勤務先:福祉施設、建築会社、建築設計事務所など
給料:平均月収 20万円前後
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